1999/12/20  インディアンの教え 「おじいさんとの出会い」


 『サーフィンとインディアンは関係あるのだろうか?』そう思われる方も多いと思うが、
 僕が20才を迎える直前に行ったアメリカ単独旅行の時に出会ったインディアンのおじいさん
 の話をしようと思う‥。 
 なぜかと言うと、じいさんいわく、インディアンの生き方は「自然と共存」なのだそうだ。
 サーファーとして共感できる部分も多いと思うので是非読んでいただきたい‥。  

 まずは出会いから話そう‥‥‥。
 

 じいさんに出会ったきっかけ‥‥
       
 僕がそのじいさんと出会ったのは今から9年前の事である。
 幼い頃からテレビで視ていた「大草原の小さな家」に憧れて、小学生6年生の頃から
 カウボーイになるのが夢だった。

 19歳にして夢をかなえるべく、単身アメリカはオクラホマに10日間行く事になったのだ。
 目的は馬の大会を観に行くと言っていたが、実際はこの目で本場のカウボーイを見た
 かったのだ。

 オクラホマの小さなモーテルに宿泊した夜の事、映画のワンシーンに見るようなカントリー
 バーを発見。そこに乗り込みステーキを注文。やがて隣に座っていたスタンハンセンのような
 おっさんとトヨタのリストラの件で口論になった。
 ハンセンにつき飛ばされた俺はカーっとなって‥‥(省略)
 
 結局「骨のある奴だ」という事でハンセンとは仲良くなったのだが、
 彼はオクラホマで牧場をやっているオーナーだった。俺がなんでアメリカに来たのか事情を
 話すとハンセンは二つ返事でその牧場へ招いてくれた‥。

 翌日彼と一緒にオクラホマの牧場へ向かったのだが、そこにたまたま遊びに来ていた老人
 と出会った。そう、その老人こそインディアンの血をひくそのじいさんだったのだ‥‥。

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