2002/10/14  「幸せの尺度」

 幸せの尺度

 天気が良いので息子と二人で公園へ行った。

 普段は痴漢とガキんちょの喧嘩道場のその公園も
 休日昼間の家族サービスタイムと化していた。

 ボールを蹴って芝生を駆け抜け、
 砂場で山を作ってトンボを捕まえ噴水の元に腰掛ける。
 天気も良く、穏やかで、乳母車ひいた若い親子が通り過ぎる。

 若い親子の目の前を小さなシャボン玉が飛んでゆき、
 逆光に反射してひと時の幸福をその親子に与える。
 そのシャボン玉を飛ばした別の親子が
 例えば貧しくてそれしかできなかったとしても
 幸せの一時を提供したことは大きく豊かな行為であろう。

 どちらが幸せで、どちらが不幸かどうかは問題ではないのだな。。

 連休明けて再び過酷な嵐が訪れようとも
 今日の日の幸せを忘れないでいて欲しい。
 貧しいからといって不幸とは限らない。
 なぜならお父さんはその日を境に「がんばる」って決めたから。
 そう思えたときから幸せは始まっているのかもしれません。

 GO FOR IT! 全国のお父さん 子供の笑顔が幸せの尺度です。

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